辛かったつわりが終わり安定期に入ったら、リフレッシュしたいですよね。
妊娠中の旅行、いわゆる「マタ旅」に行きたいけど、控えるべきという話も耳にします。
私は、きちんと事前準備と対策をした上での無理のない旅行であれば、ストレス解消にもなりよいと考えています。
ままかりは、妊娠中期に妹と二人で熱海を旅行しました。
関東圏にお住まいで熱海への旅行をお考えのプレママさんへ、体験談を通して得た情報をお伝えします。
マタ旅に熱海を選んだ理由
①アクセスがよい
特急の踊り子に乗れば、新宿から1時間半、横浜からはなんと1時間弱で到着するアクセスの良さ。
何かあったときにもすぐに帰れる距離であることを重視しました。
ちょうどリニューアル直後の車両に乗りました。キレイな車内で、移動も快適でした。
②温泉地である
安定期に入ったのが冬だったこともあり、温泉でリフレッシュしたい気持ちがありました。
③コンパクトに楽しめる
移動が最小限になるよう、エリアがコンパクトで、観光地が密集していることも重視しました。
公共交通機関も充実しており、車が不要なのも車の運転が苦手なままかりに嬉しいポイントでした。
あちこち観光して回るのではなく、宿泊先とその周辺でのんびりできる場所を探しました。
気をつけたこと
マタ旅は賛否両論がありますが、最後は自己責任です。前提条件は必ず抑えておきましょう。
「まず、必ず主治医に相談して許可を取るのが大前提です。それにプラスして①妊娠経過が順調、②妊娠16~31週の間、③移動時間が2~3時間の場所、という条件がそろっていることが理想です。妊娠中期以降に安静を指示された人は、旅行は控えましょう。あちこちに観光に行くのではなく、人ごみを避けて宿泊先でのんびりできるプランがおすすめです。とにかく、トラブルに備えた二重、三重の準備をして、何かあればすぐに引き返す勇気を持ちましょう」。
【医師監修】マタ旅って本当にダメなの?医師が言う「自己責任」の真意とは https://st.benesse.ne.jp/ninshin/content/?id=2082
私も前提条件を満たした上で、事前準備をしっかりとして出発しました。
妊娠週数と泊数
ままかりがマタ旅をした時期は、妊娠6ヶ月(23週)でした。
一般的には、妊娠中期である妊娠5ヶ月から7ヶ月くらいで旅行をされる方が多いようです。
長期間の旅行が逆にストレスにならないように、日程は1泊2日に設定しました。
宿泊先と移動手段
熱海までは、特急電車の踊り子を利用しました。
妹は新宿駅から、ままかりは横浜駅から乗車して、車内で合流。
宿泊先は、熱海後楽園ホテルです。
アクセスの良さと目当ての観光地への近さからチョイスしましたが、大正解でした。
新館の「AQUA SQUARE」のお部屋に泊まりましたが、とても綺麗ですし、アメニティや設備も申し分ありませんでした。
バスタブがないシャワータイプのお部屋で、トイレと洗面台とシャワー室がそれぞれ別なのも嬉しかったです。
新館の館内着は浴衣ではなくワンピースで、ゆったり目なのでお腹の大きい妊婦さんでも問題ありません。
滞在中はほとんど館内着で過ごしていました。着心地も良かったです。
現地での移動手段は、
駅↔ホテル:シャトルバス
ホテル↔観光地(熱海城など):ロープウェイ・徒歩
でした。地図でご覧の通り、ホテルと観光地の距離がものすごく近いんです。
いくつか観光地を回ったにも関わらず、移動距離を最短にできたので、体調不良の心配もなく過ごせました。
食べ物
魚が美味しい地域ですので、刺し身などのなまものには気をつけました。
焼き魚でも、一部の魚はNGとされているので、注意が必要です。
特に、名産物のキンメダイは避けました。
朝食、夕食は、ホテルのビュッフェを利用しましたが、量と食べるものを調節しやすいのでオススメです。
持ち物
絶対に忘れてはいけないのは、
- 母子手帳
- 保険証
- 薬
荷物はなるべく重くならないように、ホテルのアメニティや試供品のパウチを活用しました。
外で長時間活動していると水分が不足しがちなので、水は常に持ち歩き、こまめに水分補給を心がけました。
服装
ままかりがマタ旅をした時期は3月でしたので、まだ肌寒く冷えに注意が必要でした。
主な服装としては、
- ワンピース
- タイツ
- ヒートテック
- ウルトラライトダウン
- スニーカー
旅中、この服装で特に寒いと感じたことはありませんでした。
熱海は海沿いの山で風も強く寒いので、普段より一枚多くしてマフラーや手袋も準備していくと安心だと思います。
オススメ熱海プラン
参考として、ままかりのマタ旅プランをご紹介します。
大まかなタイムスケジュールは以下のとおりでした。
- 10:55熱海駅到着・周辺散策
- 12:00ランチ
熱海駅近くの囲炉茶屋さんにて。 オススメ
ランチ後は熱海駅からシャトルバスでホテルへ移動。 - 13:30ホテル到着
チェックイン前だったので荷物を預かってもらい、ロープウェイ乗り場まで徒歩で移動。
ロープウェイと各観光施設の割引券がもらえるので活用。 - 14:00観光
熱海城、トリックアート美術館、熱海秘宝館へ。各観光地の間は、徒歩で移動。少し坂がキツイ場所もあるため、無理せずゆっくりと。
観光後は再びロープウェイと徒歩でホテルへ移動。 - 16:30温泉
ホテルの大浴場でゆっくり。
- 18:30夕食
ホテルのビュッフェを利用。
- 9:00チェックアウト
- 10:00オーシャンスパ Fuua オススメ
ホテル併設なので移動距離ゼロ!
- 13:00小休憩
熱海プリンをいただき、お土産用も購入。オススメ
少し休んだあと、シャトルバスで熱海駅へ移動。 - 13:30熱海駅到着
- 14:00ランチ
事前チェックしていた店は混んでいて入れず。駅ビルのイタリアンを利用。
- 15:08熱海駅発・帰宅
おすすめスポット① 囲炉茶屋 (ランチ利用)
1日目、囲炉茶屋さんでランチを頂きました。
ごはんは美味しくて店内の雰囲気もよく、大変おすすめです。
開店少し前に着いたのですが、すでに列が出来ており第一陣には入れず…30分ほど並びました。
魚の定食メニューが豊富です。夜も雰囲気が良いものと思います。
おすすめスポット② オーシャスパ Fuua
ホテル併設のスパですが、正直侮っていました…。
岩盤浴、大浴場、休憩室を利用しましたが、どれも清潔感があり綺麗です。
大浴場の露天風呂は開放感あふれていて、熱海の景色も満喫出来ました。
休憩室はおしゃれな北欧系のお家のリビングみたい。リラックスできる工夫が随所に施されていて、癒やされること間違いないです。
Fuuaに日帰り温泉に来る方も多いようで、若者のグループもたくさんいました。
私達は昼食前に退館したので利用しませんでしたが、隣のレストランでランチができる、スパランチセットもあるようです。お籠り旅にも利用できそうですね。
おすすめスポット③ 熱海プリン (熱海後楽園ホテル内で購入可能)
熱海駅近くの行列のできるお店、熱海プリンがホテル内でも購入できます。
出張店だからプレーンのみの販売かな?と思いきや、種類はとっても豊富で店舗限定商品もありました。
テイクアウト専門店ですが、目の前にホテル内のテーブルがありますのでその場でいただけますよ。
熱海駅の店舗は行列ができていると聞いていたので、こちらでお土産用も含めて購入しました。
保冷バッグを購入して詰めて持ち帰りました。
失敗したこと
ランチも予約推奨だった
昼時の熱海駅周辺は混み合うので、事前に行きたいお店を予約しておくとGoodでした。
1日目は開店直後にお店に到着したにも関わらず、30分ほど並びました。
2日目は土曜日だったのですが、熱海駅に着いたら意外と人が多くて混雑していて、行きたかった人気店は40分待ちとのこと…。
電車の時間があったので断念しました。予約必須ですね。
長時間並んだり歩き回ったりして体調に異変があるといけないので、避けたいですよね。
お土産用の保冷バッグを持っていけばよかった
お土産店には、冷凍干物や熱海プリンなどの保冷が必要な食べ物も多く並んでいます。
帰宅まで2〜3時間であれば保冷食材も持ち帰れるので、お土産にもこだわるなら大きめの保冷バッグがあると便利だと思いました。
私は現地で購入しましたが、結構いい値段するんですよね。。(ケチ)
スパでもっとゆっくりしたかった
スパFuuaが思ったより広くて、堪能しきれませんでした。
休憩所内にあるカフェは、おしゃれなドリンクメニューが目を引くのですが、時間がなくて利用できず、心残りでした。
エステやマッサージなどのリラクゼーションメニューも、もっと余裕のあるスケジュールにすれば利用できたかも。
次回機会があるとすれば、スパに一日中こもるプランにするかもしれません笑。
まとめ
熱海はマタ旅にも適した旅先だと思います。
検討中のプレママさんは、よければ参考になさってください。