「モンテッソーリ教育」は、最近では最年少棋士の藤井聡太くんが幼少期に受けていたとして話題ですよね。
おうちで取り組める方法を紹介する書籍も多い中、モンテッソーリ専門の知育おもちゃ「教具」は高価で手を出しにくいという障壁もあります。
そこで、身近にある材料を使用して、造り手によってちょっと個性の出る教具を自作してみました。
誰でもできる作り方をご紹介していますので、ぜひ参考になさってみてください。
手作りの工程や、見た目のカスタマイズを楽しみたい方に、おすすめです。
参考にした書籍
参考にした書籍は、『子どもの才能を伸ばすモンテッソーリ教具100』です。
月齢ごとに子どもの才能を引き出す手作り教具が100個(も!)紹介されています。
どれも作り方はとっても簡単で、見ているだけワクワクします。
この中から、「ビーズひっぱり」を自作しました。
ひっぱる動き「ビーズひっぱり」ってどんな教具?
授乳中に、赤ちゃんから肉をつままれて痛かった覚えはありませんか?
赤ちゃんはいたずらをしているのではなく、指先を使いたくてムズムズしているのだとか。
そんな「運動の敏感期」が始まったら、ぜひ作ってみたい教具です。
赤ちゃんが自分の指でつまんで、ひっぱる感覚を味わい、練習できます。
手を話すとポンと音がするので、赤ちゃんも夢中になってくれそう。
対象月齢:6ヶ月〜
「ビーズひっぱり」を作ろう
用意するもの
材料
- ミルク缶 … 1個
- ビーズ … 7〜10個
- 髪ゴム(太さ2mmほど) … 50cm
- 布(はぎれ) … 20×20cm程
- リメイクシート … 20×70cm程
道具
- はさみ
- ペン
- 定規
- 両面テープ
- ボンド
- 千枚通し
ミルク缶の見栄えが気にならない方は、布とリメイクシートはなくても大丈夫です。
ミルク缶以外は、100円ショップで手に入りますよ。
作り方
布を貼っても透けることがあるためです。
(カバーをつけない場合は⑫から始めてください)
フタの形の線まで切ってしまわないように注意します。
布が薄いとボンドが表面に滲み出てしまうので、薄く塗るのがポイントです。
ボンドが苦手な場合は、全面に両面テープを貼ってもOK。
全体を貼り付けて、フタを布で覆いました。次は缶の作業。
色をつけたりステッカーを貼ったりと、アレンジしてもGoodです。
2〜3箇所の穴を通して結ぶようにしてください。
誤飲防止のため、しっかり結んでくださいね。
ミルク缶にフタをつけて、完成です!
赤ちゃんの反応はどう?
息子もお気に入りのようで、よく引っ張って遊んでいます。
イマイチな点としては、赤ちゃんが引っ張ると缶が動いてしまうところ。
使うときは、大人が側で缶を支えてあげてくださいね。
まとめ
身近な材料で作る、モンテッソーリ教具『ビーズひっぱり』の作り方をご紹介しました。
見た目にも少しこだわると、愛着がわきます。
手作りのものを赤ちゃんが使ってくれるのは何より嬉しいですし、気持ちも豊かになりますよね。
布、ビーズなどの材料をアレンジして、自分好みの教具を作る参考になさってください!