モンテッソーリ教育は、棋士の藤井聡太さんが幼少期に実践していたことで話題になりました。
モンテ教育の施設は数が限られますし、専門の教具は高価だからと、諦めていませんか?
モンテ教具は、身近にある材料を使用して手作りできます。
以前の記事で、ひっぱる動きを練習する教具「ビーズひっぱり」を、100均材料とミルク缶で自作する方法を紹介しました。
今回は、6ヶ月から使い始められる手作り教具「ひもひっぱり台」を自作してみました。
こちらも100円ショップの材料で作れますので、ぜひ参考になさってみてください。
参考にした書籍
参考にした書籍は、『子どもの才能を伸ばすモンテッソーリ教具100』です。
ひっぱる動き「ひもひっぱり台」ってどんな教具?
運動の敏感期にある6ヶ月前後の赤ちゃんは、なんでもひっぱろうとしますね。
自分の指でひっぱってみたいという好奇心の現れなんだとか。
小さな結び目のひもをひっぱれたら、その好奇心を満たすことができます。
赤ちゃんがひっぱっても動かないよう、少し重量のある素材で作るのがポイントです。
対象月齢:6ヶ月〜
「ひもひっぱり台」を作ろう
用意するもの
材料
- パソコン用テーブル … 1個
- カラーひも(太さ5mm) … 各色
- コーナーガード(4つセット) … 1個
ダイソーの「パソコン用テーブル」は500円商品ですが、台の材料にぴったり!
カラーひもはダイソー、コーナーガードはセリアで購入しました。
本体のアレンジを楽しみたい方も、リメイクシートを用意しておくとよいです。
私はそのまま使用しました。
道具
- 電動ドライバー
- 木工用ドリル刃 (4mm)
- 紙やすり(240番/400番)
- ペン
我が家で使用している電動ドライバーは、東急ハンズで購入したEARTH MANのミニドライバーです。
家具の組み立てや、DIYで大活躍してくれています。
ドライバーを使用する機会が少ない場合は、コード式がオススメです。
充電式だと、いざ使いたいときに充電が切れていて、使い始めに時間がかかるため。(ハンズのお兄さん談)
作り方
カラーひもを通す穴の位置を決め、台に印をつけます。
240番、400番の順にやすりをかけて仕上げます。
表と裏の両方に。
全体をヤスリました。
ひもを爪楊枝などで押し込むと穴を通りやすいです。
ひもが抜けないか確認して、完成です!
赤ちゃんの反応はどう?
7ヶ月の息子を台の前に座らせると、集中して取り組んでくれました。
結び目をつまむのが難しいようで、手全体で握ろうとしてスカっと空を切ることもあります。
何度も挑戦している姿がたくましいです。
ズリバイしながら台の上に乗っかってしまうことがありましたので、転倒には注意してください。
まとめ
身近な材料で作る、モンテッソーリ教具『ひもひっぱり台』の作り方をご紹介しました。
『ビーズひっぱり』でつまんでひっぱる動作に慣れてきた赤ちゃんの、より細かな指使いの練習にぴったりです。
ひもや台をアレンジして、自分好みの教具を作るのも楽しいと思います。
ぜひ参考になさってください。